先輩社員の働き方

竣工写真を見たときは
毎回安心します

鉄構事業部 設計部

井上 友梨

入社:2012年

出身学部:土木系

仕事の内容

建築に必要な鉄骨の設計をしています。 扱っているのは工場やビルなどの中型から大型建築物が主で、駅舎や空港、博物館やテーマパークのアトラクションといった特殊なものが多いです。
建物の設計図から骨組となる鉄骨部分を抽出し、納まりや溶接方法などの検討をしながら、工場で鉄骨を加工するための図面をCADで作図します。

これまで関わった実績・案件

上田市サントミューゼ、大名古屋ビルヂング(簡単な図面修正、工場・現場への指示資料作成)
西名古屋火力発電所サービスビル、下野新聞印刷センター、某社工場 増築工事(図面担当として現場打合せ、作図関連業務一式)

仕事について

やりがいを感じるとき

工事ごとに異なる仕様や制約に毎回とても苦労しますが、自分が携わった物件が完成し、TVやネット、街中で目にすると、やり遂げることができて本当によかったと感じます。地図に残り、人々の生活に馴染むものを作れる達成感は土木建築業界ならではの魅力です。

大変だと思うところ

この会社やこの部所に限った話ではありませんが、社会に出ると良くも悪くも自分一人の責任に留まらないところです。
自分の間違いや遅れが他へ波及してしまうため、時間に追われる中で早め早めの状況判断と対応が求められます。

特に気をつけていること

解決方法が見つからないことは、ある程度悩んだら周囲の意見を仰ぎ、一人で問題を温めないようにしています。ものづくりの仕事なので工程があり、自分が立ち止まると後ろの作業も滞ってしまうため、早めに判断して動くことに努めています。

この仕事を選んだ理由

学生時代に土木を専攻する一方で、旅先でおしゃれな建造物を目にするたびに、建築の世界に身を置きたいと思うようになりました。
大学で学んだ土木の知識(材料学、製図等)を活かしながら建築の分野で働けて、かつ他の建設会社よりも短期間で多くの物件に携わることができるという点で選びました。

今までで一番印象に残っていること

大震災の復興関連のお仕事です。
その現場は大きな被害を受けた地域の中にありました。
携わった物件の多くは現場見学の機会を頂けるので、被災地を自分の目で見たい思いもあり、その物件でも現地へ伺いたい旨申し出たのですが、現場の監理者より許可が出ませんでした。
現場は万が一のために人の出入りは極力制限しているとのこと。
当時、復興に向かいつつも現地には未だ災害の爪痕が色濃く残っていることを痛感し、自分にできることを考えさせられた出来事でした。

この仕事に向いていると思う人

製図やCADが楽しいと感じる人。
三次元的に鉄骨の納まりを検討したり、物件ごとの制約の中で取合いの形状を考えていくのでパズルが好きな人も向いているかもしれません。
また、設計は会社の内外でいろんな人と交渉を重ねながら仕事を進めていくため、人と話すことが好きな人にも合っているんじゃないかなと思います。

仕事の中で気持ちがうごいたとき

良かったと感じたとき
自分の担当した物件の竣工写真を見たときは毎回安心します。

嬉しかったとき
社外の方にも自分の描いた図面がわかりやすいとお褒めの言葉を頂いたとき。

悔しい思いをしたとき
入社した当初は建築の知識がほとんどなく、当たり前のように飛び交う用語が全く分からなかったこと。わからない言葉はその日のうちに調べるようになりました。

未来の自分

目標というか自分へのお願いとして、結婚して子育てをしていてくれという気持ちです。
同じ部署内には男女関係なく子育てと仕事を両立されている方がたくさんいるので、自分もその後に続けたらいいなぁと思います。

就活生へのメッセージ

私が角藤にエントリーしたのは、地元長野への帰省中で参加した説明会がきっかけでした。
就職活動の期間が年々短くなっており大変だと思いますが、社名や規模に捉われずいろんな企業を見て、後悔しない就職先を見つけてください。
企業説明会に参加し、いろんな会社やOB人たちの話をたくさん聞いて、最終的に自分が働いているところを想像してしっくりくるところを3社くらいに絞って面接に臨むのが一番良いかと思います。

わたしが感じる角藤の魅力

私は建築鉄骨を製造する部所に所属していますが、他にも橋や杭、建築材料の施工・販売などいろいろな部所があるので、入社後の選択肢が他企業よりも多めなのも魅力の一つではないでしょうか(あとは福利厚生が手厚い)。
仕事中はみんなすごい集中力で画面や図面に向かっています。オンとオフがはっきりしていて、仕事中は静かでも外に出るとものすごく喋る人など、ギャップのある人が多くておもしろいです。

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