先輩社員の働き方

知らない世界に飛び込んで
成長した自分がいる

鉄構事業部 生産技術部

檀原 理恵

入社:2000年

出身学部:文系

仕事の内容

品質管理業務。鉄骨製品について要求にあった品質の製品が作られているかの確認、検査記録作成。
寸法精度の確認、外観検査、溶接部内部の超音波探傷検査、図面と製品の照合、それらの検査記録作成、顧客製品検査立会いなど。

これまで関わった実績・案件

北陸新幹線飯山駅 
大名古屋ビルヂング
など

仕事について

やりがいを感じるとき

物件担当という形で責任ある仕事を任せてもらえるところにやりがいを感じます。お客様の評価を直接聞くことができるのはやる気に繋がります。出張などで色々な場所に行けること、色々な人と出会えることも仕事の楽しさです。

大変だと思うところ

夏暑いとき、冬寒いときに工場やヤードに出て作業をしなければいけないところです。

特に気をつけていること

周りの人との人間関係。社内外の人から信用されるように、決めれらていること、言われたことについてはきちんと対応しようと気を付けています。また、女性が少ない職場なので場の雰囲気を和ませることができたらと思っています。

この仕事を選んだ理由

事務職志望で就職活動を進めていましたがなかなか決まらず、短大の就職担当の先生にこのような仕事もあると勧められました。建築の勉強をしてきた訳ではないので、業務内容の説明を受けても良く分かりませんでしたが、体を動かす仕事の方が自分には向いていると思い選びました。
知らない世界でしたが、入社後に日常業務の中で上司や先輩に教えていただいたり、勉強時間を作っていただくことで、資格をいくつか取得することができました。

今までで一番印象に残っていること

自分の担当している物件で現場に呼んでいただいたこと。工場で検査をする製品は通常、横になっている状態で建物としてはバラバラの部品です。建物の一部になった製品をぜひ現場に来て見て欲しいとお客様から声を掛けていただけました。
実際の現場に足を運んで、自分が検査した製品が建築物として形になっているところを見たときは感動しました。一つの建物に非常に多くの人が関わっていることを実感し、その中の一人であることが嬉しかったです。

この仕事に向いていると思う人

探究心が強く、忍耐力がありコミュニケーション力がある人が向いていると思います。

仕事の中で気持ちがうごいたとき

良かったと感じたとき
お客様に名前を憶えていただき、声を掛けてもらえること。

嬉しかったとき
自分が携わった物件の完成を見たとき。

悔しい思いをしたとき
自分が検査した製品で不具合を発見できなかった。

未来の自分

技術者としてまだまだなので、建築全般、溶接についての知識をもっと増やし、工場からの問い合わせ、お客様からの質問に100%自信を持って答えられるようにし、社内外から頼られる人になりたい。

就活生へのメッセージ

私は就職活動はかなり苦戦しました。自分はこれをやりたい、こうなりたいといった具体的な目標が無かったことが原因かも知れません。全く知らなかった世界に入り、勉強の毎日ですが新しいことを学ぶのは新鮮で楽しいことでもあります(学生時代にはその感覚がありませんでしたが)。
また、人前で話すことが苦手で人見知りな私がお客様や協力会社の方々と接することになり、今でも緊張する場面は多くありますがそれも楽しめるようになり、自分自身成長できて良かったと思っています。
今まで興味がなかったり、苦手と思っていることでも思い切って踏み込んでみると、意外とはまってみたり自分が成長出来るきっかけになると思います。視野を広く持って頑張ってください。

わたしが感じる角藤の魅力

学生時代に専攻した学科と関係ない人でも、入社後に勉強することで必要な知識を身に付けて業務を任せてもらえるところ。必要な資格を取得するための講習会や試験の費用を会社から負担してもらえます。必要な資格を取得した場合には手当が支給されます。
入社後、鉄骨製作管理技術者1級、建築鉄骨製品検査技術者、溶接管理技術者1級、超音波探傷試験レベル1、浸透探傷試験レベル2を取得しました。

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