先輩社員の働き方

ゼネラリストより
スペシャリスト

鉄構事業部 工事部

柴田 純平

入社:2010年

出身学部:建築系

仕事の内容

鉄骨工事の現場施工管理(施工計画・搬入管理・安全管理・施工管理・品質管理)を行う。
【施工計画】図面を読み解き現場で使用する材料・資材・機材の準備、計画をする。
【搬入管理】スムーズかつ効率よく搬入を行うための資料を社内へ伝達、周知する。
【安全管理】安全管理のために必要な書類や情報を集め整備し、現場での安全を管理する。
【施工管理】現場での工程調整や進捗確認、職長業務などを管理する。
【品質管理】現場施工で求められる品質基準を充足しているか確認を行う。

これまで関わった実績・案件

アニヴェルセルみなとみらい横浜
品川シーズンテラス
新鉄鋼ビル
横浜野村ビル

仕事について

やりがいを感じるとき

建物が出来ていく姿を目の前で見れること。日々の進捗や出来高がはっきりとわかること。多種多様な職種・ゼネコン・会社と仕事ができること。「仕事をしたな」という気持ちを常に得られる環境にあり、体を動かすので健康的で、完成後に現場を訪れて当時を思い出せるところが好きです。
また、一つの現場ごとに一体感が生まれるので、施工完了後でも旅行やスノボに行ったり、飲み会があったりと繋がりが続くこともあります。

大変だと思うところ

朝が早く、土曜日も仕事の週があったりします。現場にいる角藤の社員は基本一人で、会社の代表・社長の代理としてまとめ上げる必要があります。(それがやりがいでもある)
現場を管理しているので、様々な問題が発生した場合、なんとかしてそれを解決しなくてはならないところは大変です。

特に気をつけていること

現場段取りをよくすることです。現場という環境で仕事をするうえで、段取りを一つ間違えただけで起こる周囲への影響は計り知れません。工程の遅れは他職にまでおよび全体の工程遅れにつながることもあります。結果、危険な環境で作業させざるを得なくなったり、品質を満足させることができなくなってしまうこともあります。仕事上、最も重要なことの一つが段取りだと思っています。

この仕事を選んだ理由

宮大工になりたい!という思いが幼少の頃からあり、ならば建築関係の知識を学ぼうと大学の建築学科へ進みました。しかし実際には宮大工になるにはいろいろな条件があり、宮大工にはなれませんでした。
ならば実際に現場で建物を作る仕事に就こう!と思い施工管理業務一本に絞り就活をしているときに出会ったのが角藤という会社でした。
ゼネコンのように建築工事一式を請け負い、広く浅く工事を手掛けるのではなく、一業種に絞りそこを突き詰めたいという思いがある私に専門工事会社としての角藤の形態がマッチしたのです。
ゼネラリストよりスペシャリスト、この言葉に惹かれて入社を決めました。

今までで一番印象に残っていること

輸送制限で朝6時以降は搬入できない車両があり、5時に現場に入って車両を待っているとき、課長以上の立場にあるゼネコンの社員さんが一緒に搬入に付き合ってくれたことです。搬入が終わるまで一緒に走りまわったことが印象に残っています。
「俺の担当する工事が上手くいくならなんだってするよ!」と笑顔で言われ衝撃を受け、仕事に対する熱意を学びました。去年その方の現場でまた施工管理する機会があり、少しは成長した姿を見せることができました。

この仕事に向いていると思う人

逃げない人、謝ることができる人、施工管理がしたいと熱意のある人、体を動かすことが好きな人。
仕事上、自分のせいではなくとも角藤の看板を背負っている以上怒られることがあります。そこで逃げずにしっかりと対応し、謝ることができる人が向いていると思います。
施工管理の仕事は現場での仕事が9割を占めます。実際に職人仕事をするわけではないですがよく体を動かします。施工管理をしたい!と思う熱意のある人は「覚悟のある人」ですから向いていると思います。
先輩からの言葉を借りれば、ゼネラリストより専門工事会社でスペシャリストを目指す人に最適です。

仕事の中で気持ちがうごいたとき

良かったと感じたとき
まだ経験も浅く、自信がないときに大規模物件の担当を任され、様々な問題が発生し、立ち止まり、改善し、後悔して、いろいろな人たちに助けていただきながら無事に施工できたこと。そして、その現場で次につながる人間関係が作れたこと。「また一緒に仕事がしたい」「あの物件に担当として来てよ」と言ってもらえたことです。

嬉しかったとき
担当した物件が結婚式場で、竣工後その結婚式場で式を挙げることができたこと。
大変な思いをして施工した現場で、式場のどこを歩いても当時の記憶がよみがえり、建物を建てた後を体験できたこと。そこが素晴らしいと言ってもらえたことがとても嬉しかったです。

悔しい思いをしたとき
入社3年目程で担当した現場で、現場の所長にお前みたいな若造はこの現場に要らないから明日から来なくていいと言われたこと。悔しくて次の日から毎日大きな声で所長に挨拶をするようになりました。

未来の自分

4年後のオリンピックを終えて、オリンピックに関係した物件をいくつか施工したという実績を作る。
どんな大変な現場でもしっかりとまとめられるだけの知識と経験を身につけ、また一緒に仕事がしたいと言ってもらえるような人間になることが目標です。

就活生へのメッセージ

自分が何をしたいかのビジョンをしっかりと持って就活することが重要だと思います。
営業がしたい、施工管理がしたい、設計がしたい、事務がしたい、企画がしたいなどと決めて動くほうが、何でもいいですと言ってくる人より魅力に感じます。
私の基準ですが、一緒に仕事がしたいと思える人材を採用したいといつも考えます。「あ~この人と一緒に仕事がしたいな」と思えるような熱意を伝えていただければ印象が格段に良くなります。
就活は大変だと思いますが、成長のチャンスだと思います。一学生が企業の採用担当・役員・社長と話す機会はここでしかありません。就職した後も役員・社長などと話す機会はそうそうめぐってきません。就活での企業研究と面接による経験で得るものは将来役に立ちます。スキルアップと思って前向きに就活してください。
これからオリンピックに向けて建設業界は忙しくなります。角藤でもオリンピック関連の大規模プロジェクトに参加予定です。地図に残る仕事とよく言いますが、その通りの仕事です。熱意のある方々と一緒に働けれることを楽しみにしています。

わたしが感じる角藤の魅力

一業種に絞らず、鉄骨・橋梁・壁・屋根・基礎・土木と様々な業種の技術が集まっているのが角藤の魅力です。現場では「角藤なら大丈夫だな」と言ってもらえる技術力と、「また角藤さんにお願いするよ」と言ってもらえる信頼感。それが私が好きな角藤です。

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