ZEB建築ZEB
ZEB建築で地中熱が果たせる役割
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは
年間で消費する建築物のエネルギー量を大幅に削減するとともに
創エネでエネルギー収支「 ゼロ 」を目指した建築物です。
なぜZEBが必要なのか?
地球温暖化対策のため、我が国は2020年10月に「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。2021年10月に閣議決定された地球温暖化対策計画では、業務部門(事務所ビル、商業施設などの建物)においてエネルギー起源CO₂排出量を2013年度比51%削減するといった目標が設定されており、建物でのエネルギー消費量を大きく減らすことができるZEBの普及がカーボンニュートラルの実現に向けて求められています。
2030年度におけるエネルギー起源CO₂排出量の削減目標
なお、ZEBリーディングオーナーに登録されている460件の建築物のうち、67件で地中熱利用が導入されています。(2022年7月時点)
ビルは“ ゼロ・エネルギー ”の時代へ
建築物のZEB化推進に向けた取組
2017年4月以降、延べ面積2,000㎡以上の新築非住宅建築物等は省エネルギー基準の適合が義務化されました。
省エネルギー基準に適合した建築物より一歩先へ進んだ 環境建築の選択肢の一つ として ZEB が注目されています。
地中熱ヒートポンプは省エネに貢献します
建物のエネルギー消費
建物では様々なエネルギーが使われています。発電所などから送られてきた電気やガス、熱といったエネルギーを、空調、換気、照明、給湯、エレベーター、OA機器などの形で消費しています。
2023年度のZEB受注実績(全受注実績に対するZEB受注割合)
延床面積 | 受注件数 | ZEB受注件数 | ZEB受注割合 |
---|---|---|---|
300㎡未満 | 1 | 0 | 0% |
300㎡以上 2,000㎡未満 | 1 | 1 | 100% |
2,000㎡以上 10,000㎡未満 | 1 | 0 | 0% |
10,000㎡以上 | 1 | 0 | 0% |
合計 | 4 | 1 | 25% |
当社は2025年度に自社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上にすることを目標としています。
ZEB受注事例
川上村新庁舎及び交流防災センター
- 竣工
- 2023年
- ZEBランク
- ZEB Ready
- 省エネ技術
-
- ・地中熱利用
- ・建物の高断熱化
(一部外断熱、高断熱サッシ Low-Eガラス) - ・全熱交換器採用
- ・全館LED照明採用
- 創エネ技術
- 太陽光発電パネル+蓄電池 採用で高効率発電