SDGsへの貢献と6つのポイントPOINTS
SDGsに地中熱が貢献出来ること

SDGs達成に向けて地中熱が果たせる役割

クリーンな空調利用で健康を促進!

安価かつ信頼できる、新しい再生可能エネルギー!

強靭なインフラ構築と、持続可能な社会基盤に貢献!

環境負荷の少ないまちづくりを実現!

安定した熱源を利用した長寿命なシステム!

CO₂大幅削減!

自治体、企業、市民の目標達成をサポート!
脱炭素社会はなぜ必要なのか?
大きな理由として、次の2点が挙げられます。
地球温暖化による気候変動を食い止めるため
地球温暖化の原因となっている温室効果ガスには様々なものがあります。
なかでも二酸化炭素はもっとも温暖化への影響度が大きいガスです。
温室効果ガスの主な種類
CO₂
二酸化炭素
- ・石炭・石油の消費
- ・セメントの生産
など
CH₄
メタン
- ・湿地や池、水田で枯れた植物の分解時
- ・家畜のげっぷ
- ・天然ガスの採掘
など
N₂O
一酸化二窒素
- ・燃料の燃焼
- ・農業での窒素肥料使用
- ・工業プロセス
- ・家畜からの堆肥製造
など
全国地球温暖化防止活動推進センターの資料などをもとに作成
ほかに、ハイドロフルオロカーボン類やバーフルオロカーボン類などがある。
化学燃料の資源が無くなるため
化学燃料は埋蔵量に限りがあるので、使い続ければいつかはなくなってしまいます。だから、再生可能エネルギーの普及が必要なのです。
化学燃料寿命
※2019年時点
石油50年
天然ガス50年
ウラン115年
石炭132年
01.優れた省エネ性能(ZEB・ZEHに貢献できる)

使用電力削減の実証(角藤の実証施設)
角藤は空気熱源のヒートポンプによる空調機が設置済みの鉄構事業部設計部事務所(部屋面積約750㎡、勤務社員数50名)に、地中熱ヒートポンプによる空調機を併設し、夏季、冬季それぞれ1週間ごとに交替で運転して稼動データを計測・記録しています。
その結果、夏・冬ともに地中熱が空気熱に対して、下表の使用電力が削減されました。下表は空気熱源と地中熱を月~金まで1週間ごとに交替で運転した結果を、1日分の総電力使用量を棒グラフにして並列表記し、削減効果を比較しています。このほか例えば暖房時の油焚きボイラーに比べて8割弱の使用電力が削減されるなど効果が実証されています。


02.地球にやさしい環境性(脱炭素社会実現に貢献できる)

CO₂の排出削減効果
右図は青森県の公共施設での空気熱と地中熱ヒートポンプによる冷暖房時のCO₂排出量の比較です。
地中熱のCO₂排出抑止効果は明らかで、地球温暖化対策としての有効性が伺えます。

03.安定したエネルギーによる効率運転

地中の温度は外気温に比べると年間を通じて変化が小さいため、これを熱源として利用すると空気を利用するよりも空調機の運転負荷が大幅に軽減されます。
例えば、空気熱源のヒートポンプは夏は35度を超えるような熱気に対して温度を下げるため、更に熱を渡します。また冬は零度前後の外気温から暖房のための熱をもらって来なければなりません。
地中熱は外気温に対して夏は15~20度の低温、冬は10~15度の高温であり、その熱交換はより少ない電力で可能なので、これが節電、ひいてはCO₂削減を実現します。


04.ヒートアイランド現象の緩和(気候変動抑制に貢献できる)

空気熱源のヒートポンプは、冷房時に発生する熱を大気中に放熱するため、都市部で問題になっているヒートアイランド現象の一因になっています。 一方、地中熱ヒートポンプは地中で熱交換を行い、熱い排気を大気に放出しないので、その普及はヒートアイランド現象の緩和に大きく寄与します。

05.付加価値が広がる導入効果(環境政策の発信、環境教育に有効)

環境政策を発信するだけでなく 、2050年の目標達成に向けて活躍する次世代への環境教育として有効。

06.お施主様にお得な補助金制度(財源確保に貢献できる)
補助金の活用で導入コストを大きく圧縮することが可能です。
最新の 全国の地方自治体における地中熱に活用できる補助金・融資制度について
補助金についてはご相談ください。