鋼管矢板圧入工法
「鋼管矢板圧入工法」では、圧入工法によって鋼管矢板を連続的に施工し、強固な壁体を構築できます。 施工機械は小型・軽量、低振動・低騒音であり、矢板や杭の上を自走しながら圧入施工します。 機械の転倒や材料の落下の危険が無く、省スペースで効率的な施工ができ、狭隘地や傾斜地でもスマートで文化的な工事が実現できます。
鋼管矢板圧入工法の特長
■環境性 |
・静荷重による圧入方式のため、騒音や振動などの建設公害を発生させない。 |
■安全性 |
・完成杭をしっかりと掴む機構のため、圧入機本体は小さく転倒の危険性がない。 |
■急速性 |
・システム化した機械・装置で合理的な施工ができるため、工期を大幅に短縮。 |
■経済性 |
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・仮設道路や仮設桟橋の設置など仮設工事を必要としないので、大幅な工費の削減が可能。 |
■文化性 |
・現場条件に最適の機械・装置によりスマートな施工を実現。 |
工法バリエーション
■GRBシステム(Giken Reaction Base System) |
GRBシステムは、杭の搬送・吊り込み・圧入という連続作業を全て完成杭上で行う施工技術です。 |
■上部障害クリア工法(NETIS登録番号:KT-060016-V) |
橋梁や高圧電線の下など上部に障害のある現場、あるいは現在完成している建築物の更にその下を開発する必要性のある現場など、
厳しい制約条件下で活躍するのがこの上部障害クリア工法です。 |
施工事例
■護岸工 |
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平久運河(東京都)での護岸工として鋼管矢板(φ600)を施工しました。 クレーン付台船を使用しての水上施工で鋼管矢板の施工を行いました。 |
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■護岸工 |
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有明北運河(東京都) |
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