ALEX工法
ALEX工法は狭隘地や上空制限のある場所で絶大な威力を発揮する杭打ち機です。
高さ10m程度、機械質量が36tとコンパクトなため、住宅地等の密集地における施工にも適しております。
最大のポイントは、オーガスクリューに圧密板を装備することで削孔した土砂を孔壁に押し付けながら削孔することにより、孔壁崩壊を抑制し、オーガヘッドに力を作用することが出来るため、硬質地盤の削孔が可能です。
また、ALEX機には自動でロッドを供給する装置を備えているため、作業員がリーダー上部に登って作業するということもないため、安全面でも優れております。
ALEX工法の特長
■品質管理 |
機械本体は、掘削時間、垂直度、掘削深度、掘削トルク、押し込み力、引抜力を検出する施工管理記録装置を搭載しており、ディスプレーによりモニターしながら運転操作できるため、精度の高い施工が可能です。 |
■安全 |
|
掘削機は遠隔操作できるため、オペレーターは安全な場所から簡単にコントロールできます。 |
■パワフル |
|
全油圧回転式オーガのモーターは16t-mの大トルクで、巨礫や岩盤等の硬質地盤を効率よく掘削します。 |
■スクリュー |
本体前方にスクリュー5mを1本、さらに5mの接続ロッドを2本装着できます。接続はオートチャッキング方式のため、高所作業がなく安全です。 |
■コンパクトマシーン |
|
機械本体は全幅3.05m、全高ではトップシーブ最先端まで9.95mのため、狭い搬入路の多い住宅密集地や電線等の空中障害物のある場所での施工が可能です。 |
■経済的 |
掘削機が小型・軽装備のため、組立・解体時間を短縮することができます。 |
■少排土工法 |
スクリューに装着した圧密板が、土砂を孔壁に押し付けながら削孔します。 |
施工事例
住宅地での近接施工 |