高山村で新たな工場の稼動をスタート。
角藤は長野工場(長野県長野市)で製作する鉄骨の性能について、このほど国内最高水準の「Sグレード」の性能評価書を取得、国土交通大臣の認定を申請しました。
「Sグレード」の認定を受けている企業は全国で20社強であり、長野県内に本社がある企業としては始めての取得です
今回の「Sグレード」取得と高山工場新設により、鉄骨製作に関わる質・量両面の向上を図り、非常に工期の短い工事、大型工事に対応できる体制を充実させ、約20億円の事業拡大を目指しています。
第2の生産拠点として建設した高山工場(長野県上高井郡高山村)は、長野県が分譲する日滝原工業団地に用地を取得、3月下旬から稼動を開始しました。今回の「Sグレード」認定を保有するため長野工場の製作ラインなどを拡充したことに伴い、一部ラインを高山工場に移設、併せて加工能力の増大を図りました。全体の投資額は約15億円です。
<Sグレードについて>
日本国内の鉄骨製作工場に対する性能評価はJ・R・M・H・Sの5段階(グレード)で実施されており、学識経験者などの評価員・調査員による書類及び工場実態調査を経て、厳正に審査され、この審査結果に基づき国土交通大臣が認定するシステムです。この性能評価は国土交通省が指定する評価機関によって行なわれており、角藤は社団法人全国鐵構工業協会性能評価事務局の審査を受けました。
工場で製作する鉄骨は、認定グレードに基づき制限が設けられています。「Sグレード」は使用鋼材の制限が無く、超高層ビルや大空間構造等の大規模な鉄骨建築物を適切な品質で製作できる体制を整えていると認められたものです。
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長野工場のSグレード対応の 最新ライン

高山工場(長野県上高井郡高山村) |